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2026.9.11

「ツール・ド・フランスを走りたい」

世界への挑戦を続ける望月蓮選手、その原点とこれまでの歩み


2026年全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース男子U23カテゴリーで初優勝を果たした望月蓮選手。

全日本選手権当時はフランスの「ブルグ・アン・ブレス・アン・シクリスム(Team Buffaz Gestion de Patrimoine)」を拠点に活動し、現在はTEAM UKYOに所属して、さらなる挑戦を続けています。 

今回のインタビューでは、自転車競技との出会いから、海外挑戦、JPF奨学金の活用、そして競技への思いについて話を伺いました。

ツール・ド・フランスへの憧れが競技人生の始まり

望月選手が自転車競技に興味を持ったのは、小学校4年生の頃でした。

「父が見ていたツール・ド・フランスを一緒に見たことがきっかけです。『かっこいい』『自分も乗ってみたい』と思い、サイクリングから始めました。」

その頃から抱いていた夢は、ツール・ド・フランスを走ることでした。

本格的に競技へ取り組み始めたのは中学2年生。それまでは柔道部に所属していましたが、山中湖村でボシス・トム(Tom Bossis)氏が立ち上げたチームへ参加したことが、競技人生の大きな転機となりました。

「最初からツール・ド・フランスを目指したいという夢があり、気づけば競技にのめり込んでいました。」

フランスで広がった世界

初めてヨーロッパへ渡ったのは、ジュニア時代の海外派遣でした。

「ジュニアの時のトラック強化合宿で声を掛けてもらい、フランスへ挑戦する機会を得ました。」

その後もフランスでの活動を重ね、昨年はリヨンを拠点とするチームに所属。2026年もフランスでの活動を続けていましたが、シーズン途中で帰国することとなり、その後、新たな環境を求めてTEAM UKYOへ移籍しました。

小学生の頃に抱いたツール・ド・フランスへの憧れから始まった、望月選手の競技人生。 国内から海外へ、そして環境の変化を経験しながら、現在も次のステージへ歩みを進めています。

海外だからこそ感じたこと

競技そのものには大きな不安はありませんでしたが、生活面では日本との違いを実感したそうです。

「競技面では問題ありませんでしたが、食事や日常生活には苦労しました。日本のお米は手に入りましたが、出汁や醤油の味が恋しくなりました。」

また、言葉の壁も感じました。

「チームメイトはほとんどフランス人で、英語では会話できても、フランス語になると輪に入りきれない難しさもありました。」

海外での生活は、競技だけでなく、人としても成長できる貴重な経験になっています。

自転車競技だからこそ味わえる達成感

自転車競技の魅力について聞きました。

「非常にハードな競技ですが、目標へ向かって努力し、ゴールした時の達成感は何ものにも代えがたい魅力です。準備期間も含めて熱中できる競技だと思っています。」

少年時代に抱いた「ツール・ド・フランスを走りたい」という夢。

全日本選手権男子U23優勝という大きな結果を手にした今も、その夢に向かって挑戦を続けています。

海外挑戦を続ける中で感じたJPF奨学金のありがたさ 

「2026年はフランスでの活動を予定し、渡航や現地での競技生活など、これまで以上に自ら負担する費用も増えました。海外で競技を続けるためには、レースやトレーニングだけでなく、生活を含めたさまざまな環境を整える必要があり、めちゃくちゃ助けになっています。」

JPF奨学金は、大学生アスリートが競技と学業を両立しながら、自らの目標へ挑戦できる環境づくりを支援しています。

海外での挑戦や環境の変化を経験しながらも、自らの目標に向かって歩みを続ける望月選手。

JPFはこれからも、その挑戦を応援していきます。

プロフィール

氏名:望月蓮
所属:TEAM UKYO
   ※インタビュー実施時はブルグ・アン・ブレス・アン・シクリスム(Team Buffaz Gestion de Patrimoine)に所属 
JPF奨学金:第2期奨学生
主な成績(2026年):第94回 全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース 男子U23 優勝


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